まずは低用量ピルの種類から

低用量ピルは、避妊はもちろん生理痛を抑えることでも利用されています。最近は色々な種類があって何を選べばよいか分かりづらいかもしれません。低用量ピルの3種類の分類があります。
黄体ホルモンの世代は四種類あって、第一から第四世代まであります。これは開発時期の順番で、最新のものが第四世代となります。
第一世代は、黄体ホルモンの量が多めですが、アンドロゲン作用が少ないという特徴があります。アンドロゲンというのは男性ホルモンで、これが女性の体内で増えすぎるとニキビが出たり食欲と性欲が旺盛になりやすいという傾向があります。
第二世代は、避妊効果が非常に向上しています。ただし、アンドロゲン作用が他に比べて強いです。
第三世代は、第一世代と第二世代の良い所を合わせたもので、避妊効果が高くアンドロゲン作用が少なくなっています。ネックは、第一第二世代に比べて使用実績が20年ほどしか無いことです。あと、血栓症が不安がられていますが、第二世代と同じぐらいで発症率は微弱なことが証明されています。
第四世代は、超低用量ピルとも呼ばれていて、一番副作用が少ない種類となっています。
次に一相性ピルと段階型ピル(二相性・三相性)についてです。
一相性は、一ヶ月分の21錠がすべて成分の割合が同じになっています。
二相性は成分の割合が、服用期間の前半と後半とで変わります。前半は黄体ホルモンの量が抑えられ、後半は量が増えています。これは体内で分泌される黄体ホルモンと同じ変化に合わせているのです。
三相性は三段階に変化しますが、商品によって異なります。大体は黄体ホルモンの量を段階的に増やしていくものとなっています。二相性よりも自然な黄体ホルモンの増え方になっています。
段階型のほうが体内分泌に近いので、吐き気や不正出血などの副作用が和らぐ可能性があります。ただし、飲む順番を間違えると不正出血をしやすくなります。飲み間違わない自信があれば、段階型を選択すれば良いと思います。
最後の分類は、一月のサイクルが21錠タイプか28錠タイプかです。
まず、21錠タイプはすべての薬が本物で体に作用します。生理が始まったら1日1錠を21日飲み続けます。無くなったら7日間は服用せず、次の生理が始まったら再び21日間飲み続けます。
28錠タイプは体に作用すると21錠と、7錠の偽薬がセットになります。もちろん、生理が始まる日から本物の21錠を毎日服用し、その後は偽薬の7錠を1日1錠のみます。こうすれば毎日薬を飲み続ける習慣がつくので飲み忘れをしにくくなります。

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